一杯の中華そば

当店では中華そばに大中小と3種類サイズをご用意させてもらっていますが、何年か前に何度か家族3人で来られてビールとおでんで1杯やってから仕上げに中華そばの”大”を1つ注文されて、それを3人で仲良く分けて食べて帰られるご家族がいらっしゃいました。まあここまでならまあまあ普通の光景かなとそんなに違和感はありませんが、その3人というのが中年のお父さんにどう見ても20代のもう成人式を終えた立派な息子さんと娘さんという内訳でした。昔「1杯のかけそば」というお話がありましたがそのご家族が来られるたびにそれを思い出していました。3種類大きさがあるんだからそれぞれにベストなサイズをチョイスされたらよろしいのですがいろいろな考え方、諸事情がおありになるので文句は言えませんがう~んといった感じでした。最近は不景気のせいか成年男子でも”小そば”を注文される方が増えたような気がします。ところが週末や祝祭日前、給料日になると”大”の注文が増えます。解りやすいですね。 └ 内容 以前こんな事がありました。お馴染みさんが来られたので挨拶をしてたら、そこへ別のお客さんが来られました。お馴染みさんは注文されなくてもいつも同じやらかめの中 なのですぐに麺を湯がきだしました。その後であとから来られた方が注文され、直後にお馴染みさんがボソっと「いつものな。」とおっしゃいました。先に来られたし注文されなくてもオーダーはわかってたし、先に作ったので、お馴染みさんに先にお出ししたところ、「こっちの方が先に注文したのに何で後からなんだ?お馴染みを優先するのか?しかも遅いし。」と怒られました。お顔を見てから即作ったし、しかもやらかめだったので時間はかかるし…。そういった要因が重なったことをお客さんは知る術も無いし、説明するのも面倒だったので『すみませんでした。』と謝りました。順番も大事やし、人によって捉え方が違うので気を付けようと思いました。 └ 内容 あまり見覚えのないお客さんに「前にテレビに出てたね。何日くらい忙しかった?」と聞かれた。確かにテレビに出てたし、『1週間はたいへん忙しかったです。』と答えたら、「なんでそれが続かないんだろうね?」と聞かれた。(その時他にお客さんがいませんでした。)『テレビは書籍に比べて一過性のものだし、毎週毎週何軒も取り上げてるのでテレビに出たところをすべて訪れる人もそんなにはおられないし、リピーターになかなかなっていただけないんじゃないですかね。』と答えました。どうやらその質問をされた方は韓国で初めての焼き鳥屋をされてて、現在2軒経営なさっている方らしく、なんにも材料を換えてないのに、「昆布かなにかに換えたでしょう?わかってるよ。うそを言っちゃダメ。」みたいに言われました。「古くからの客なんで頑張って下さい。」みたいにも言われました。何を言いたいのかはっきり言ってもらいたかったけど、真摯に受け止めようと思いました。 └ 内容 テレビで思い出しましたが、あれはひどかった。一昨年の10月にテレビの取材がやってきたのですが、昼前から来て終わったのがなんと夕方の4時過ぎでした。ディレクターさんの狙いが何だったのかわからなかったのですが昼の休憩時間は吹っ飛ぶし、肝心の『中華そば』の映像も麺がのびきって、まったくおいしそうに見えませんでした。テレビにタダで出してもらえるのはたいへん有難いのですが、そちらもプロなのにそれは無いでしょうと思いましたし、そんな映像を今まで見た記憶が無かったので、たいへんショックでした。前もってオンエアされる映像を見せてもらえれば良かったのですが、わずか数分のものにそこまではしてもらえませんでした。その番組のスタッフはどこへ行ってもそんな感じで、怒り出す店主の方もおられるそうで、私も怒りを通り越して悲しくなりました。マスコミの力は大きいので、うちの『そば』はいつもそんな感じだと勘違いされたら大変困るなと思いました。マスコミを完全に信頼するのは間違ってるなと心底思いました。 └ 内容 今何が話題かと言うと、やっぱりバンクーバー冬季オリンピックでしょう。残念なのは女子モーグルの上村愛子選手ですね。ワールドカップでは年間優勝を成し得た彼女だったのでしたが、オリンピックとなると今回も惜しくもメダルに手が届きませんでしたね。オリンピック毎に1つずつ順位を上げてきてはいるのですが…。実力が有りながらメダルには縁の無い人もいれば、何回もメダルを獲る人。彼女の場合は前者に当たるのでしょう。アメリカ勢は早かった。体重もあるだろうし小柄な日本人には少し不利かなと思いました。3Dを必死で取得するもルールであまり得点が取れなかったので、今回はカービングという技術を習得して頂点を極めたのですが、彼女に敗れた者たちがいつまでもそのままにしておく筈も無く彼女のスピードを超える滑りを身に着けたのでしょう。何事もこれでいいと満足したらダメで、常に上を見据えて努力しないといけいんだなあと思いました。実は私も趣味でスキーを少々やってはいるのですが、今シーズンはまだ行けてません。雪山が恋しいのですが…。あのモーグルの斜面は異常です。ほとんど絶壁に見えます。あそこをほとんどまっすぐに滑り降りてくる選手の皆さん尊敬します。日頃からトレーニングしてるからできるのでしょうね。きっと。お疲れ様でした。 └ 内容 前回に引き続きバンクーバー冬季オリンピックの事を書きたいと思います。モーグルの次に注目していたのが女子スピードスケートの高木美帆選手。15歳という若さをどう爆発させるか楽しみにしてたけど、本来の力を発揮させることはできなかったようです。残念ですがやはりあれだけの大舞台、いつものようにはいかなかったのだろうと思います。まだまだこれから、これをバネにがんばってもらいたいです。高橋大輔選手銅メダルおめでとう。大怪我からの奇跡の復活感動しました。織田信成選手残念。競技中に靴紐の切れるアクシデント。なんか大事なとこでつまずくというか思いどおりにいかないのは先祖の因縁めいたものを感じたのは私だけでしょうか?それと忘れてならないのがカー娘。世界中に顔のアップが流れる競技を今まで見た事が無いです。エステの会社がバックアップするのもわかる気がします。それにしても1ゲームが長いし、リーグ戦っていうのも大変だと思います。選手の皆さんはすごく消耗してると思います。気力で頑張ってください。あとフィギュアの井上、安藤、鈴木選手。華麗な演技で是非メダルを!!応援してます。がんばれニッポン! └ 内容 今月のはじめから調子を崩していて、久々に日記を書きます。熱が39度近く出てスタッフおよびお客様にもご迷惑をお掛けした事をお詫びします。ようやく復調しましたので、新たな気持ちで頑張りたいと思います。体調が悪いとどうしても気力が無くなりネガティブなことばかり考えてしまいます。明けない夜はない。大きく飛び上がるには深く沈まないといけない。まさに今がそのときだといいほうにとらえないといけないと思いました。 昨日愛犬の散歩に行ったとき、草むらで愛犬がフライドチキン(しかもティッシュつき)を拾って来てくわえて離そうとしません。無理やり取り上げようと力ずくで引っ張ったら、ガブッとかまれてしまいました。なんだかな~。どう良いように解釈しようか?