その知らせは突然やってきました。学生時代の友人が亡くなった…と。
去年5年ぶりの同窓会に出席していたのにまさか亡くなるとは…。
そういえば少し顔色も悪く元気があまり無かったかなと今になって思います。
もう少し会話してたらなと少し後悔しました。彼の告別式は変わっていて彼が無宗教だったのでお坊さんもお経も無し、生前の写真のスライドショーと献花と友人からの弔辞、家族の挨拶といったものでした。
生前の写真には学生時代の若かりし頃、学生プロレスでチャンピオンになった時のアフロヘアーにお手製のチャンピオンベルトを腰に巻き誇らしげな顔をした彼が写っていて、懐かしくも有り不謹慎でしたがクスっと笑ってしまいました。
後から聞いたのですが、彼は末期がんに侵されていて同窓会に出席してた時には自分の余命を知っていたそうです。
その事を一部の者だけに告げたそうです。きっとみんなにお別れを言いに来たんだなと思います。
明日は我が身というか、今を大切に後悔の無いように生きなければなとつくづく思いました。